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3月16日に第16回の漢方特別講座の最終講義が行われました。午前中は寺師睦宗先生に「不妊の漢方」と題して、慶応大学ならびに自分の診療所での不妊外来での高率の成功例をお話いただきました。先生独特の力の入ったお話で、先生のペースに引きずり込まれる話でした。午後は山田光胤講師団長による、「講座を終わるにあたって」の講義がありました。先生の小さいときからの話と大塚敬節先生との間柄についてお話いただきました。陸軍師範学校に入ったいきさつ、航空隊のこと、先生が戦死しないで生き残れた、運命の曲がり角のこと、また漢方の勉強を始めた頃のお話や先生の宝物(傷寒論など漢方関係)の話でした。
2時40分より、第16回漢方特別講座の修了式が行われました。飯島会長より、今回の受講者が熱心で、皆勤・精勤者が多かったこと、修了証を是非店に・診療室に・玄関・待合室に飾っていただきたいと挨拶がありました。修了式の後同窓会館の2階のコルネットで懇親会を開き、修了者と協会役員・講師・顧問と歓談の時を過ごしました。
修了証授与者氏名 橋本 信孝氏 他 126名
受講証授与者氏名 布施由美子氏 他 36名
皆勤賞氏名 拔井 久司氏 他 19名
精勤賞氏名 蓑輪圭一郎氏 他 29名
【皆勤賞】 荒川秀子 伊藤宏道 今井雄一郎 大塚信子 小高万寿実 斧江あさ子 門脇裕子 河田貞子 久保山慎一 小山直弥 庄子昇 鈴木千恵子 田屋道子 中西重子 西沢恵子 橋本信孝 花井明子 藤永俶子 谷津吉美
【精勤賞】 青山せき子 飯塚洋史 石原恵子 宇ノ澤法子 植木秀和 岡崎仁子 鬼木智子 小野敏之 尾川利恵子 笠原民子 菊地伸子 熊井啓子 佐藤知嗣 柴田めぐみ 鈴木理恵子 大宮司義明 大宮司トク 常見知永 飛奈良治 野瀬早夜子 橋本千鶴子 原正範 橋本信芳 平林正士 福田順子 丸山ひでみ 宗形佳織 安川阿良里 山田隆子
新部外品検討会開かれる
昨年12月に小泉総理大臣に提出された、総合規制改革会議第二次答申で盛り込まれていた 医薬品販売に関する規制緩和は次の通りです。
医薬品について、99年3月31日に行った15薬効群の医薬部外品への移行の実施状況を踏まえ、一定の基準(例えば発売後長期間経過しその間に副作用などの事故がほとんど認められないもの、など)に合致し、かつ保健衛生上比較的危険が少ないと専門家の評価を得たものついて、一般小売店でも販売できるよう見直しを引き続き行うべき
これを受ける形で、厚生労働省は「新指定医薬部外品検討会」を設置しました。3月18日にその初会合が開かれ、斉藤洋元東京大学薬学部教授が座長に選ばれました。斉藤洋先生は昭和63年の日本漢方協会の第8回学術大会で特別講演をしてくださった先生です。この検討会には元東京女子医大薬剤部長・元東京理科大学薬学部教授の福室憲治先生・東京薬科大学客員教授の山崎幹夫先生も入っていらっしゃいます。
この初会合では、総合規制改革会議に対する批判的意見が出されたと報道されています(薬事日報3月24日)。
総合規制改革会議の答申は、薬剤師など医薬品の従事者が医薬品の適正使用を行ってきたことに対して、評価をしてくれているとは思えません。漢方薬で考えてみたいと思います。たとえば葛根湯の場合に、汗をかいていないか、胃は弱くはないか、風邪ならば引きはじめか、肩や項が凝っていないかなど使う条件を見極めて、アドバイスしているからこそ、副作用もでないし、効果も上がっているはずです。単に葛根湯に副作用が少ないからという条件で、専門家の手を放れてしまえば、副作用と無効が多くなることは想像されるのではないでしょうか。今後この検討会に注意を向け、薬系委員に意見を述べてゆくべきではないでしょうか。
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