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日漢協通信17年5月号より

       日本漢方協会 副会長  三上正利

                                     

 改正薬事法の薬局製剤 15改正日本薬局方
平成
14年の薬事法改正が、この4月の告示によって、完全施行されました。ここに医薬品の製造は「製造承認」から、「販売承認」に変更となっています。

薬局製剤では

今後薬局製剤を行うには、「製造業の許可」と「製造販売業の許可」と「その販売業者毎の製造承認」の3っが必要となります。
移行時のみなしについて
 4月1日以前に、「製造業」「製造品目承認」を取得しているものは、「みなし」が適用され、そのままで移行されます。(薬局製剤はすべて、都道府県に行政移管されているため、その対応が遅れているようです。申請方式・その用紙・手数料など、都道府県で決定できますが、全国で歩調をあわせたいとの問題があると聞いています)

日本薬局方フォーラムの141号に次期局方の案が公表されました。生薬関係を揚げて置きます
@日本薬局方・欧州薬局方・米国薬局 方で試験法など合意にたっしたもの をその旨を冒頭に記して収載している。
A製剤総則のエキス剤の項目が、漢方エキス剤を含む内容に変わった
B一般試験法の生薬試験法の純度試験 にBHCとDDTの測定法が追加された。そのためニンジンなど医薬品各条からは、BHCとDDTの測定 法は削除されBHCとDDTの基準 値のみの記載となった。
C医薬品各条に漢方エキスが収載される
 黄連解毒湯エキス 葛根湯エキス 芍薬甘草湯エキス 小青竜湯エキス 大黄甘草湯エキス

18回漢方特別講座はじまる
4月17日(第三日曜日)に第18回漢方特別講座が始まりました。約130名の参加がありました。午前中は「開講に際して漢方の勉強法」と題して、飯島弘会長の話がありました。
初級者からベテランの方がそれぞれ、得るところがあるはずだということを、囲碁を例にして話されました。執筆者自身もテープで以前聞いた講義を聴きなおすたびに、はじめて聞いたことのようにかんじたり、理解できたりしています。そのあと日本漢方協会の歴史について話されました。
漢方の勉強法として、古典・理論・実務の三位一体が大切であり、古典での勉強法・藤平先生と小倉先生の「漢方概論」を引用され話されました。引き続き、役員の紹介・分科会の紹介が行われました。 午後の第1講義は講師団長の山田光胤先生による講義でした。ご自身が漢方を志して、大塚敬節先生から傷寒論をいただたときのこと、傷寒論の講義を受けられた時のことを話され、続いて傷寒論の概説、
特に大塚敬節先生が発見された「康平傷寒論」の特徴について話されました。
その後 ほんの僅かの時間でしたが、開講式が開かれました。
午後の第2講義は、岡崎理事の司会で矢数圭堂先生と加世田専務理事が座談するというものでした。テーマは「かぜ」でしたが、話は頭痛にも及びました。清上マ痛湯・五苓散から服用時間も話題になりました。

その後分科会がもたれました。
@ 初級者分科会
A 傷寒論分科会
B 本草分科会
C ダベリング(主に飲酒)分科会
  今回のダベリング分科会は、ジュンコウ会が金沢大学の御影先生をお呼びして、先生のスライドを見る会に、合流しました。

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